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□ 著書名    【いつか、ずっと昔】
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□ ジャンル   絵本
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□ 著者      江國香織
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□ 出版社     アートン 2004.12.31発行  47ページ
             ISBN4-901006-94-0  1575円(税込)
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いつか、ずっと昔、私は…。

江國さんの絵本です。
これは 【ぼくの小鳥ちゃん】 と同じく荒井良二さんが絵を書いておられます。

江國香織さん曰く、「これは大人のための絵本」だそうです。
まぁ、世の中にある絵本っていうのは子供向けというより、大人のためのものなんじゃないかとも思います。
最近になって絵本の魅力にはまりつつあります。

なお、このお話は【つめたいよるに】に収録されてる話です。
例によって読んだことをすっかり忘れつつ、しかして絵本で読み直すと違う感想を抱く、という事ができました。

江國さんの文も良いのですが、荒井さんの絵が特に素敵です。
この本を買って読んでいた時は僕の住む地域も桜が満開で、桜の咲く道を散歩したりしておりまして、ちょうど良いタイミングでありました。
夜桜などはなんだか怖い印象がありましたが、この本にでてくる桜の色遣いもすごいです。迫力があります。
こちらに荒井良二さんが文章を載せておられます。
 

オトナ向け童話が読みたい方、前世に興味がある方、江國香織さんのファンの方、におすすめです。
 

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Copyright(C) Nobuhiko Takano 2005