【SEのフシギな生態】のきたみさんのエッセイです。
サラリーマンを辞めてフリーランスで働く実態をつづられています。
お話は会社を辞められてから、生活が軌道に乗り始めるまで、の現実生活がリアルに描かれています。
「自由は冷や汗とともにある」でドキドキさせられ、「自由業は不自由業」でなんだか寂しくなり、最終章の「天井知らずは空青く」でほっとさせられました。
彼のファンである自分としては、今後もがんばって頂きたいなぁ、などと思ったのでした。
フリーで働くという事。
自由は手に入りますが、仕事も全部自分で探さねばなりません。なにからなにまで自分でやらねばなりません。
一流の力量がないとできない商売、と僕は思っています。
そういえば、ちょっと前にある業界でフリーで働く人のお話を伺う機会がありました。
その方も大変苦労しておられるようでした。
何かの漫画じゃありませんが、「何かを得たら何かを失う」状態である、と話しておられたのが印象的でした。
自分なりのポリシーやアツい思いと、能力があるなら、大変であってもフリーで働く道を選択する価値はある事でしょう。
特に目的もなく、ただ月給をもらいに会社に行っているだけの自分の生活をふと振り返ってしまいました。(最近はそれ以下のような自覚も…)
なんとなーく会社に行っていますが、これはもっと深く考えねばならないものかもしれません。
フリーランスの生活を目指しておられる方、フリーランスの生活をしておられる方、きたみりゅうじさんのファンの方、におすすめです。