<はじめに & 思うこと>
ブリジストン主催の「ポテンザドライビングレッスン」に行ってきました。今回も鈴鹿西コースです。
最近足回りに若干不安を感じるようになりつつも、そのままの状態で走行にいきました。
これが後にとんでもないことになるのですが…。
当日は朝から晴れ渡って良い天気。
今回は純粋にタイムを計測したいので、スポーツバージョンを選択しました。
<西コースにて>
西コースでの走行ですが、今回は130Rが改修工事を受け、変更されています。
このようになっておりまして、改修前より緩めの弧を描くようになっており、より速度が乗るようになりました。
あと、解説で聞きましたが、縁石の位置がいい加減らしく、コーナーの間合いを取るのが難しくなっています。
今回はタイムを上げたく、張り切りすぎました。
↑完熟走行です。
前回のPDLで、改修前の130Rで残念ながらガードレールに接触した車両を目の当たりにしておりましたが、今度は僕がその目にあう番でした。
オーバースピードで飛び込み、クルマを暴れさせてしまいました。
左右に振られながら、吸い込まれるようにアウト側へ…。
グラベルベッドに行ってしまうと思いきや、外側のアスファルト面で、運良く停止することができました。
そこらの芝生を巻き上げつつも(後にガンさんから「イノシシが暴れたような後をつけた奴がいる」と言われました)停止することができました。
グラベルやガードレールに接触するという事もありませんでした。
あともう一件。
今度はスプーンの出口。
立ち上がり時にアクセルを荒く扱ったせいか、こちらでもクルマが激しく左右に暴れてしまい、イン側に吸い込まれるように…。
今度はタイヤバリアに接触したので、無傷という訳にはいきません。
フロントから突っ込んで、半回転して少しリアが当たって止まりました。
さすがに速度が速度ですし、かなりの勢いもありましたが、思ったより軽傷で、バンパーに色がついた程度でした。
フロントはナンバーがひしゃげて色はついていますが、原型もとどめていますし、遠目では解らないレベルでした。
リアは左バンパーを突っついたので、クリップが外れてぶら下がっているだけです。
実際、パドックに帰ってくる僕のエスを見ていた奥様は、ナンバーが傾いている以外外傷は見えなかったというくらい。
ボディ側にあまりダメージが無かったのは幸いでした。
ダメージを確かめるのにピットインしたのですが、そこで鈴鹿コースの人に「危険だ」と注意を受けてしまいました。
レースの世界では、同じコースの走行枠で3回激しいスピンを繰り返すと失格になる、と言われました。
ガンさんが「そのS2000、何かがおかしいのではないか?一度乗らせてくれ」、と試乗してくれる事になりました。
ホントはこのような事は、まったくの例外であるそうですが、僕のエスで3周ばかり回って頂きました。
結論は、足回りがまったく駄目である、との事。
ブレーキング時にクルマが暴れるというのも足回りのせいである、と。
純正より悪いモノを組んでどうする、とアドバイスを頂いてしまいました。
同乗走行、しかも自分のクルマということでかなり参考になりました。
まったくもって、運の良いことです。
当たり前といえば当たり前ですが、僕の運転に比べてかなり安全、かつスムーズ。
足回りの状態の悪い僕のエスでもあんなに速く走ることができるのでしょうか。(タイム的にははかばかしくありませんでしたが)
最後にガンさんにコメントを頂きました。
「足回りも悪いけど、乗っている本人の腕が一番悪い」
…激しく反省いたしました。
↑ナンバーは接触によってちょっとひしゃげてしまったので、取っています。
<家に帰るまでが、走行会です>
今回はいろいろありましたが、自走で帰るに問題もなく、レーシングカートで少し遊んで、帰途につきました。
実に楽しかったです。
<数値に誤りがあります>
大垣インターに乗ったのが午後7時。自宅に到着したのは9時30分ほど。快適に帰ってくる事ができました。
途中、約140kmで走行していた所、後ろから普通車が同じペースで追いついてきました。
そこはかとなくイヤな感じがしました。
追い抜き斜線と走行車線をレーンチェンジをしても、ぴったりついてきます。
僕のクルマを追い抜きたいというわけではないようです。
試しに追い抜き斜線で加速てみせた後、走行車線に戻ってエンジンブレーキで減速をかけて90kmほどにしてみました。
これを数回繰り返しましたが、まったく同じペースで追いついてきます。
結局数回繰り返した後、いなくなってきました。
…これが名高い覆面パトカーという奴なのでしょうか。
夜間で速度を出すことが解っているのでクローズで走っていました。
リアのビニールでは後方の車両がよく見えず、非常に危険であるという事が解りました。
ライトパターンで普通車か中型車であろうという事と、コーナーで見えるシルエットがセダンであるという事しか解りませんでした。
</数値に誤りがあります>